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ショウジョウバエの遺伝学






開設の目的


ショウジョウバエ入門」は、ショウジョウバエの遺伝学について初学者の方々を支援するために開設しました。はじめてショウジョウバエの論文を読むときや、授業・卒業研究でショウジョウバエの交配実験をするときに役立つでしょう。特に授業の一環としてショウジョウバエの実験を履修した学生の場合、系統維持や交配のお作法をよくわからないまま進めて、失敗してしまうケースが見受けられます。研究室であれば毎日繰り返していく中で自然と身につくものですが、授業のコマ数では身についた頃に終わりがきてしまいます。せっかく履修した授業ですから、このweb教材を活用してスマートな実験を行い、深い理解を持ち帰ってもらいたいのです。「ショウジョウバエ入門」のもうひとつの目的は、指導者の負担軽減です。毎年研究室に配属されるショウジョウバエ初心者の学生さんたちも、ショウジョウバエの遺伝学に関する教材がweb上にあってこまめに閲覧しやすければ、自習がはかどるでしょう。こうして指導者が新人教育に割くエネルギーが節約され、より高度な教育に充てられることを願います。

実験ツール」と「配布資料」は、遺伝学関連の実験・授業を履修した大学生向けのサポートです。中学生や高校生の自由研究に利用してもよいでしょう。

文献」と「推薦図書」は、生物学に関心のある方々へ、良書と出会う機会を提供したいと考えて作成しました。思想性のある著作と、博物学的な著作の紹介が多くなっています。これらは生物学の底力となるもので、特に進化を議論するうえでの体力づくりには欠かせません。



著者



基本情報


Quenta ARAYE
(Kana: あらい けんた)
(Kanji: 新井 健太)

Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan
(Kana: せいめい かんきょう かがく けんきゅうか, つくば だいがく, にほんこく)
(Kanji: 生命環境科学研究科, 筑波大学, 日本国)

キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)を用いて、遺伝学で生物進化を理解する仕事をしています。また、本サイトのコンテンツのように、生物学の教材開発を行っています。本サイトの記事は、著者の経験と勉強してきたことを、平易にまとめたものです。間違いを発見してしまった方は、ご一報いただけると幸いです。

所属研究室:澤村京一研究室(筑波大学 進化遺伝学教室)のサイトへ



業績等


Allelic asymmetry of the Lethal hybrid rescue (Lhr) gene expression in the hybrid between Drosophila melanogaster and D. simulans: confirmation by using genetic variations of D. melanogaster
M. Shirata, Q. Araye, K. Maehara, S. Enya, T. Takano-Shimizu, K. Sawamura
Genetica 142 (1), 43-48 (2014)

Genetic decay of balancer chromosomes in Drosophila melanogaster
Q. Araye, K. Sawamura
Fly 7 (3), 184-186 (2013)

Quenta ARAYE - Google Scholar Citations